院長先生の相談室


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記事No 6823
タイトル Re: 白内障
投稿日 : 2015/05/11(Mon) 10:47:15
投稿者 高円寺アニマルクリニック
参照先
こんにちは。
4歳で白内障が始まるのは早いですね。
M・シュナウザー、M・プードル、T・プードル、アメリカンコッカースパニエルなどの犬種で多くみられるとの報告があるので、遺伝的な素因もあるのかもしれません。
また、糖尿病が根底にある白内障も少なくないので、血糖値や尿糖のチェックはしておいてください。

白内障は、「さまざまな原因で水晶体蛋白が不可逆的に変性して混濁した状態」です。
不可逆的とは「元に戻れない」ことを言うので、白内障も原則として治ることはないと考えられています。
“水晶体の白濁が改善した”と言われる方法や薬の情報がネット上に出ていますが、その多くが獣医学的にその効果や効果率が第3者によって試験されたものではありません。
私たち獣医師が、現在白内障に対して行える内科的治療は、初発白内障の進行を抑制するもので、白濁した水晶体の透明度を改善するものではありません。
また、その抑制効果も個体差が多く、水晶体の白濁が何年も代わらない犬もいる一方で、治療していても白濁が進んでしまう犬もいます。

月並みなお答えになってしまいますが、
1.進行抑制の治療
2.定期的に受診し、進行の程度を確認する
を、続けて行かれることをお勧めします。

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