院長先生の相談室


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記事No 7154
タイトル Re^3: 子猫の下痢について
投稿日 : 2015/12/15(Tue) 09:47:34
投稿者 高円寺アニマルクリニック
参照先
こんにちは。

全ての寄生虫に効く駆虫薬はありませんから、どんな寄生虫に感染しているのかを確認した後にその寄生虫に効く駆虫薬を選択します。
ですから、寄生虫が見つからなければ駆虫薬を決められないし投与もできません。
(フィラリアに関しては予防投与です)
ホームセンターなどで売られている虫下しを与えている方がいますが、便検査をせずに投与するのはよくありません。
仮に駆虫薬を投与しても、駆虫薬の多くは寄生虫の細胞膜に作用して効果を現すもので、腸内細菌にはほとんど影響を及ぼしませんので、抗生剤のようにバランスを崩すようなことはありません。
*寄生虫ではなく原虫感染でも下痢を引き起こします。
 原虫は寄生数が少ないとなかなか検出が困難です。
 否定するためには繰り返しの検便が必要になります。

食事量はちゃんと調整できていれば問題ないと思います。

猫に下痢をもたらすウイルス感染症としては、パルボウイルス、コロナウイルス、 免疫不全ウイルス(通称猫エイズ)などが考えられます。
どのウイルスも便検査や血液検査で感染の有無を調べることができます。
パルボウイルスと疫不全ウイルス(通称猫エイズ)にはワクチンがあります。
ワクチン接種が難しければ、猫インターフェロンで免疫を調整する目的で投与するという方法もあります。

食事に関しては診察をしていないので具体的なコメントはできません。

腸内細菌についてアプローチをするなら、前回も書かせていただきましたが、腸内細菌のバランスを整えるサプリメントが有効なケースが少なくありません。
良いサプリメントがいくつも出ています。
サプリメントの投与だけで良くなるケースもあります。
全てのケースに効くものはありませんが、「Aは効かなかったがBに替えたら良くなった」ことは多いので下痢が長引いているなら試してみる価値はあると思います。

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