院長先生の相談室


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記事No 7168
タイトル Re: 猫のフケ
投稿日 : 2016/01/28(Thu) 16:18:58
投稿者 高円寺アニマルクリニック
参照先
こんにちは。

フケは新陳代謝によって、古くなった皮膚が剥がれたものです。
なので、フケが多少出るのは問題ありません。
しかし、多すぎるフケはが何らかの問題を抱えいる場合があります。
・皮膚の表皮は乾燥によってはがれやすくなります。
・猫自身のグルーミングが十分でないとフケが残ってしまいます。
・皮膚病があると、角化(皮膚がフケになる)が亢進することがあります。

対策
1.ブラッシングを行う
ブラッシングは一番効果があります。
定期的にネコちゃんをブラッシングしてあげてください。
長毛の猫はブラッシングを嫌がるケースが多いですが、これは毛が引っ張られる感覚や痛みを嫌うからです。
静電気を防ぐブラッシングウォーターなどを噴霧してから行うと痛みや不快感を減らせます。
先端が丸くなっているブラシを使うと、肌を傷つけることも少なく皮膚へのマッサージ効果も期待できます。

2.保湿する
皮膚が乾燥すると、皮膚のセラミドが失われます。
セラミドは細胞と細胞の間にあって、細胞と細胞をつなぎ止める役割をしています。
そのセラミドが不足すると細胞をつなぎ止める力が弱くなり、細胞ははがれやすくなり、
そのはがれた細胞がフケになります。
セラミドが失われないように保湿を心がけましょう。
保湿成分のあるコンディショナーを皮膚に噴霧すると乾燥をかなり防げます。
乾燥性の痒みにもとても有効です。
加湿器を使うのも効果があるといわれています。

3.猫自身のグルーミング不足
フケをほとんど目にすることがない猫はたくさんいますが、その子たちはフケが出ないわけではなく、日常のお手入れが十分にできているからフケが目立たないのです。
爪とぎやグルーミングがよくできない猫の多くが、体に痛み(特に関節)を抱えているといわれています。
年齢が6歳以上なら、関節炎の治療をしてみると改善するかもしれません。

4.シャンプー
保湿効果があり、皮膚の油分を取りすぎないシャンプーを選ぶようにしましょう。
また、シャンプー後の十分な乾燥も大切です。
長毛猫の場合、皮膚に近い毛の根元の乾燥が不十分なことがあります。
濡れた状態が続くことも皮膚炎やフケの原因になります。
シャンプーのあとは毛の根元までしっかり乾かしてあげましょう。

痒みがなくても、皮膚が赤くなくても皮膚病のことはあります。
いろいろ試しても改善しない場合は、動物病院で相談してみるることをお勧めします。

追記
動物(猫のも人のも)のフケはノミやダニの食糧になります。
ブラッシングしたあとのフケはゴミ箱などに処分するようにしてください。

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