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犬の低蛋白血症について 投稿者:ナカムダ 投稿日:2015/05/15(Fri) 07:00:49 No.6826

推定7-8歳のポメMIXなのですが、時々下痢をするようになったためお医者様に診て頂いたところ、低蛋白血症と診断されました。
アレルギー食と共にステロイドや抗菌剤の投与をすると言われています。
これは一般的な処方なのでしょうか。
インターネットで調べても情報が多すぎて良くわからなかったので質問させていただきました。

下痢を時々するので心配だ、と2件の獣医さんに診ていただき、どちらも最初は特に検査をせずに療法食に変えることしか指示されませんでした。
2件とも同じ対応なのだから大変な病気ではないのだろうと思っていました。
あまりにも症状に変化が見られなかったので、何度か両方の病院に行ったのですが、やはり食事を変えて様子見、と言われて数か月。
やはり変化が無いので、こちらから血液検査をお願いしたところこういった結果になったという経緯があり、治療に関しても少し心配であるという気持ちがぬぐえません。

ちなみに今回の血液生化学検査結果では ALB 1.2 TP 3.4 です。
他に気になるのは CHOL 108 GLOB 2.2 で、以上4項目がLOWでした。

先生なら他に何か検査されますか?(例えば内視鏡など)
低蛋白血症ということでもショックを受けておりますが、もしかしたら他にも病気があるのではないか、癌だったら、など、色々と考えてしまって飼い主の方が参ってしまいそうです。

まとまりのない文章で申し訳ありませんが、ご回答いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

Re: 犬の低蛋白血症について 投稿者:高円寺アニマルクリニック 投稿日:2015/05/15(Fri) 10:46:29 No.6827

こんにちは。

ご存じのように、低蛋白血症は症状を表す言葉で病気の名前ではありません。
なので、何が血中蛋白質を低下させているのか、を判断することが重要になってきます。
元々の症状が下痢だってので、下痢があって低蛋白血症を引き起こす病気を考えます。
診察をしていないので、ここからは私の推察です、
血液検査では書かれている以外の異常値はなかったと判断し、他に主な症状が見られないとすれば、肝疾患や胸水・腹水は除外できます。
すると、考えられるのは、
・腸炎(ウイルス性、炎症性腸炎:IBD)
・腸リンパ拡張症
・膵臓疾患
・食事性アレルギー
・腹腔内腫瘍
どの疾患も確定診断に至るのはかんたんではない疾患です。
追加検査を行うという選択もあります。
それによって、確定に至らないとしても除外できるようになります。
たとえば、腸リンパ拡張症は内視鏡による組織検査で診断できます。
膵臓疾患や食事性アレルギーは特化した血液検査を行うことで診断の精度を上げられます。
試験開腹という方法もあります。

その一方で、症状が深刻でなければ暫定的治療を行い結果を見るという選択もあります。その場合、最初に行う治療として、ステロイド、抗生剤、アレルギー対応食の処方は間違っていないと思います。

病気をはっきり知りたいという気持ちは理解できますし、獣医師もそう考えています。
しかし同時に、検査を追加することでの犬への負担も考えなくてはなりません。
そのあたりの折り合いをどうつけるのかも大切です。
検査をするメリット、しないメリットを担当の獣医師とよく話し合ってみてはいかがでしょうか。

Re^2: 犬の低蛋白血症について 投稿者:ナカムダ 投稿日:2015/06/06(Sat) 07:59:10 No.6843

丁寧なご回答をありがとうございました。
その後エコー検査でおなかの中を診ていただいたところ、腹水も確認されたので、ステロイド、抗生剤、利尿剤(腹水排出目的)を処方され、食事もアレルギー用療法食となりました。
そして半月、腹水はなくなり、血液検査の数値も(まだ少し低いものはありますが)ほぼ正常値となりました。
何より薬を飲み始めてから下痢をまだ一度もしていないことが一番嬉しいことです。(下痢をしているとき、犬がとても辛そうだったので)
こちらの掲示板で相談させていただきアドバイスをしていただいたことで、自分の考えもまとめることができ、獣医師ともしっかり話し合うことができました。
混乱してまとまらない状態で質問させていただいたにも関わらず、的確なご回答をいただけたことに本当に感謝しております。
すっかり遅くなってしまいましたが、一言どうしてもお礼を申し上げたかったので書き込みました。
本当にありがとうございました。
また相談させていただくこともあるかと思いますが、その折はどうぞよろしくお願いいたします。

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