[戻る]
一括表示

子猫の下痢について 投稿者:ほぼ 投稿日:2015/12/11(Fri) 11:33:14 No.7150

こんにちは。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
野良の子猫を保護して一週間は何の問題もなかったのですが、獣医より約2.5ヶ月齢体重1sとのことで、ブロードラインを使用し、里親宅へお連れして3日後より下痢が始まりました。
里親さんには懐いており、お部屋も遊んで走り回れるくらいにはなった矢先のことです。
同じ獣医に診てもらったところ、腸内細菌が大暴れしている、原因は分からないということで、抗生剤を貰いましたが飲み切っても止まらず、
下痢3日目にフードの相談もして療養食と止痢剤を頂きました。
一時良くなる兆しがあったのですが、また下痢になり、本日で11日目です。
本人は活気なのか何か不快感があるのかは分かりませんが、昼夜問わず数時間ごとに運動会のごとく走り回るようになりこちらが困るほどです。

この下痢はブロードラインが原因ということは考えられますでしょうか。
もしそうだった場合、治まるまで待つしかないのか、治療法はあるのかを教えて頂けますでしょうか。

Re: 子猫の下痢について 投稿者:高円寺アニマルクリニック 投稿日:2015/12/14(Mon) 18:44:45 No.7152

こんにちは。
お返事が遅れて申し訳ありません。

ブロードラインは、猫のノミ・ダニ駆除、フィラリア予防の滴下薬ですが、私はこの製品を使用した経験がないので、実際に処方した上での患者さんの使用後の感想などの情報は持ち合わせていません。
ですが、フロントラインなどの滴下薬は使用しているので、それらを処方した場合のお話をすると、滴下した部位の赤みや滴下した部位を舐めてしまってのよだれなどは希にみられますが、下痢などの消化器症状がみられたことはありません。
ブロードラインも同系統の駆虫薬なので、副反応が起こった場合の傾向も似ているのではないかと推測すれば、今回の下痢の原因はブロードライン以外にあるように思えます。
タイミング的にはブロードラインが原因のように思えるでしょうが。

仔猫の下痢の治療方針としては、
 ・ウイルス感染の有無を確認
   持続的に下痢を起こさせるウイルスがあります。
   ワクチン接種の時期の確認やウイルス検査をしてみましょう。
 ・もう一度検便をしてみること 
   1回の検便で寄生虫を検出できないこともすくなくありません。
・食事量の確認
   食欲旺盛な仔猫は食べ過ぎて下痢になってしまうことがあります。
   1回の食事量を減らして、回数を増やしてみましょう。  
・腸内細菌のバランスを整える治療
   療法食と共に腸内細菌のバランスを整えるサプリメントを与えます。
 など。 
以上は、お話を読んだ上での私の考えですので、実際に診察した獣医師の所見にはかないません。
担当の獣医師とよく相談して、納得いく治療をしてあげてください。

Re^2: 子猫の下痢について 投稿者:ほぼ 投稿日:2015/12/15(Tue) 00:49:15 No.7153

ご回答有難うございました。
ここまで訊くのは場違いかもしれませんが、もう少しだけ聴いて頂けますでしょうか。

私も自分の目で一度元気か確かめて来ようと、会って話を聴いてきました。
検便は私の所にいた普通便の時、下痢が起きた時、この質問を書いた日と計3回出しているのですが、一度も虫が出たことはなく、勿論、目視したこともなく…。
虫がいないのに駆虫薬を使うことというのは、1sの子猫の身体にとって負担になったりはしないものなのでしょうか。免疫力が下がっていたところに使ったことで、人間の抗生剤投与でよくある腸内環境のバランスを崩すような原因があったのではないかとも心配になりました。
食事は体重に応じた一日量+10g程度(太らせるのに少し多めにあげても良いと言われたそうです)を1日4回に分けてあげているそうです。(本当にかっちりそうあげているのか少し疑問でしたが)
ワクチンはこんな調子なのでまだ打つことはできないのですが、ウイルス感染というのは、我々人間で言うノロのようなものでしょうか。
止痢剤を服用させていたのですが、子猫だからで説明が付くのか??というくらいお腹がパンパンで、指で叩くと鼓腸音がしたり腸音も微弱で怖くなったのですが、その日にレントゲンも撮っているし吐いてはいないからと、かかりつけ医の見立てで経過を見てもらうことにしてきました。
現在、与える食事は今のままで良いが食事の問題も可能性としては無い訳ではないと、残渣食を食べさせていますが、これは人間が大腸ファイバー前なんかに食べる低残渣食と同じく便として出るもの自体を無くすだけのものだとしたら、腸を休ませるくらいの効果はあるのでしょうか。暫く治まるまで食事は変えないで、投与量の一日量を守って分4であげるで良いのではないかと伝えてきましたが、原因は分からないが腸内細菌が暴れているとのことなので、理には適っているのでしょうか。

Re^3: 子猫の下痢について 投稿者:高円寺アニマルクリニック 投稿日:2015/12/15(Tue) 09:47:34 No.7154

こんにちは。

全ての寄生虫に効く駆虫薬はありませんから、どんな寄生虫に感染しているのかを確認した後にその寄生虫に効く駆虫薬を選択します。
ですから、寄生虫が見つからなければ駆虫薬を決められないし投与もできません。
(フィラリアに関しては予防投与です)
ホームセンターなどで売られている虫下しを与えている方がいますが、便検査をせずに投与するのはよくありません。
仮に駆虫薬を投与しても、駆虫薬の多くは寄生虫の細胞膜に作用して効果を現すもので、腸内細菌にはほとんど影響を及ぼしませんので、抗生剤のようにバランスを崩すようなことはありません。
*寄生虫ではなく原虫感染でも下痢を引き起こします。
 原虫は寄生数が少ないとなかなか検出が困難です。
 否定するためには繰り返しの検便が必要になります。

食事量はちゃんと調整できていれば問題ないと思います。

猫に下痢をもたらすウイルス感染症としては、パルボウイルス、コロナウイルス、 免疫不全ウイルス(通称猫エイズ)などが考えられます。
どのウイルスも便検査や血液検査で感染の有無を調べることができます。
パルボウイルスと疫不全ウイルス(通称猫エイズ)にはワクチンがあります。
ワクチン接種が難しければ、猫インターフェロンで免疫を調整する目的で投与するという方法もあります。

食事に関しては診察をしていないので具体的なコメントはできません。

腸内細菌についてアプローチをするなら、前回も書かせていただきましたが、腸内細菌のバランスを整えるサプリメントが有効なケースが少なくありません。
良いサプリメントがいくつも出ています。
サプリメントの投与だけで良くなるケースもあります。
全てのケースに効くものはありませんが、「Aは効かなかったがBに替えたら良くなった」ことは多いので下痢が長引いているなら試してみる価値はあると思います。

Re^4: 子猫の下痢について 投稿者:ほぼ 投稿日:2015/12/19(Sat) 13:12:23 No.7155

なるほど、有難うございます。
検便を繰り返し行いつつ、打てる手から打っていくということですね。

食事量と回数の徹底管理からしてもらっているので、今日辺り話を聴いてサプリメントも試してもらおうかと思います。

細かく、本当に有難うございました。

- WebForum -