院長先生の相談室


[記事リスト] [返信する] [新着記事] [ワード検索] [留意事項] [管理用]

記事No 6825
タイトル Re: 採尿検査で、、、。
投稿日 : 2015/05/13(Wed) 10:28:37
投稿者 高円寺アニマルクリニック
参照先
こんにちは。

ストルバイトなら、結石にまで成長していても療養食(結石溶解用)を使えば溶かすことができます。溶けきらせる期間はまちまちで、数ヶ月かかる場合もあります。
ストルバイト結晶だけであればストルバイト予防の療養食でおそらくOKですが、砂粒程度にまで成長していたら結石溶解用の療法食が望ましいです。
ストルバイト結石はレントゲンにも写ってきますので、早めに膀胱内に結石や砂粒がないことを確認することをお勧めします。

膀胱炎が完治して結晶もみられなくなれば療養食から一般食に戻してもいいと思いますが、結晶性の下部尿路疾患の多くは体質が大きく関わっているので、一般食に戻して再発してしまうケースは少なくありません。
フィメールケアはストルバイトにもケアしている食事なので、市販のフードよりはリスクは低いと思いますが。
定期的な尿のチェックは必要です。
私は、療養食を買いに来るときに尿を持ってきてもらってチェックするようにしています。

結晶性の下部尿路疾患は年齢に関係ない疾患です。
基本的には、運動量や飲水量などを含む生活全般と体質が影響していると考えられています。またストレスの影響もあると言われています。
同じ母猫から生まれ、同じ家で生活し、同じ食事をしているのに、結晶性の下部尿路疾患になってしまう猫とならない猫がいます。

近年、治りにくい膀胱炎が増えてきています。
尿検査で結晶は消えたのに赤血球や白血球が消えず、治療が長期化することがあります。
ここで、「もういいでしょう」と治療を止めてしまうとほとんどのケースで再発してしまいます。
症状は消えているのに治療が長くなると止めたくなる気持ちはよくわかりますが、ここできっちり治しておくことが大切です。

- 関連一覧ツリー (▼ をクリックするとツリーを一括表示します)


- 返信フォーム (この記事に返信する場合は下記フォームから投稿して下さい)
おなまえ
Eメール
タイトル
メッセージ
参照先
暗証キー (英数字で8文字以内)
投稿キー (右画像の数字を入力) 投稿キー


- 投稿記事修正/削除フォーム -
処理 No 暗証キー

- WebForum -